「できる.agri」、IT×農業サービスのカオスマップを発表! 

生産者の「何を使えばいい?」解決のヒントに。 

農家のITの利活用促進を目的に結成された任意団体「できる.agri」は、生産者から挙がっている「たくさんあるITツールから何をどう選んでいいか分からない」という声に応え、IT農業系サービスを一覧化したカオスマップを作成した。また、この度当実行委員会に新たに株式会社ファーマーズガイド、株式会社MISOSOUPの2社が参画、生産者のマーケティングおよび六次化支援体制にも力を入れていく。 

また、4月以降、作成カオスマップをもとに「できる.agri」参画企業の株式会社笑農和(代表取締役:下村豪徳、所在地:富山県滑川市)と協働し、ユーザーからの相談窓口となるコンシェルジュ機能を装備する予定。

【カオスマップについて】 

近年、農業就業者の減少や高齢化により、ロボット技術やICTの活用で効率化や高い安全性を実現する「IT農業」に注目が集まっている。矢野研究所の調べでは、IT農業市場は2022年には331億円と2016年時点の110億円から3倍に拡大するとの予測もあり、さらなるサービスの拡大や農業の効率化が期待される。しかし一方でITツールは導入する農家側にも、金銭的・時間的な負担がのしかかってしまうという課題もある。この発表が農業界の一助になることを願い、カオスマップを作成した。 

【実行委員会参加企業・団体】 

【今回の新規参加企業】  


ファーマーズ・ガイド(博報堂DYグループ)は、農業経営を支援するマーケティング会社で、農業者と生活者をつなぐプラットフォーム『チョクバイ!』を運営してる。農業者は、WEB上の「チョクバイ!」プラットフォームを活用し、自分達の農園や農作物情報を無料で発信することが可能となり、生活者は身近な直売情報をスマホから簡単に手にすることができる。


MISO SOUPは地域資源の魅力を再発見しプロデュースを行う一次産業専門のベンチャー企業である。6次産業化をトータルで支援する「6つく」や、月額制で生産者のマーケティング支援を行う「FarmMate」の提供を行なっている。 

また、3月には新規参画2社とともに各地で生産者向けセミナーを実施いたします。日時は3月17~19日、場所は福井石川富山の3県です。詳細:http://dekiru-agri.jp/hokuriku-tour050/

【「できる.agri 」プロジェクトについて】 

「できる.agri」(できるドットアグリ)は、IT を活用した農業の新しい姿を紹介することで、農業および生産者が抱える課題を IT の力で解決するための取り組みである。これまでWEBメディア運営や、セミナー、勉強会、座談会等を開催し、「IT×農業」の可能性を生産者の皆様とともに考えていく場を提供してきた。また、従来農家のIT活用には 「アイデア」「ノウハウ」「人手」が不足している課題があり、その問題を解決するためにクリエイターやエンジニアなどの「非農業領域人材」とのマッチングが有効だと考え「できる.agriコミュニティ」運営も行なっている。 同コミュニティでは生産から経営管理、商品開発に至るまでIT×農業の「人材の六次化交流」の促進に取り組み、農家の熱意を形に変えるサポートを行なっている。本カオスマップのデザインはできる.agriコミュニティ参加者のデザイナー、大川和也氏が担当した。 

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