高品質イチゴ生産の遊士屋、昆虫テクノロジー企業ムスカとの実証実験開始

高品質なイチゴの生産と国内外への販売を行う遊士屋株式会社と、昆虫テクノロジー企業ムスカは、ムスカのイエバエ技術により作られた有機肥料を用いた生産実証実験を三重県伊賀市の農園で開始する。

持続的な「循環システム」構築へ

株式会社ムスカ(以下、ムスカ)は、2025年から30年頃に予想される爆発的な人口増加によって生じる肉や魚などの動物性タンパク質の枯渇を、イエバエを使った独自の循環システム(バイオマスリサイクル)を構築することで解決しようとする昆虫テクノロジー企業である。

今回、遊士屋株式会社(以下、遊士屋)では、ムスカのバイオマスリサイクルの過程で生産される有機肥料を用いた、イチゴ生産の実証実験を開始した。

「おいしい」サスティナビリティを

日本の農産物を取り巻く、有機やオーガニックといった言葉の定義は曖昧な点も多く、マーケティングに偏重していたり、実態とかけ離れた理解をされてしまったりしていることも多くある。

それでも、私たちの子どもや孫の世代が生きる時代にも豊かな食生活を残していくためには、今よりも環境負荷の少ない 持続的な循環システムをつくっていく必要があることは間違いないのである。

ムスカ肥料を施肥した遊士屋農園のイチゴ株

ムスカ肥料を施肥した遊士屋農園のイチゴ株

今回の実証実験では、イチゴ株の生育比較と、収穫量、食味値の比較調査を実施する。

生食で用いられることの多い日本のイチゴは、世界でも類を見ない生産技術と品質を誇る。

他の農産品と比べ、より「おいしさ」の追及が進んでいるイチゴ栽培において、サスティナブルな過程で作られた肥料からどのような成果が得られるのかをリサーチしていく。

検証はAGRI SIMLE中道氏がリード

実証実験の設計と検証は、経験知や感覚で語られることも多い有機栽培の領域にアカデミックな視点を取り入れるために、京都大学大学院 農学研究科在学中から農業資材の研究・開発に携わってきた中道貴也氏(株式会社AGRI SMILE代表)が担う。

また今後、実際に実ったイチゴの試食会なども開いていく予定である。

◆問い合わせ
遊士屋株式会社
E-mail:hello@yujiya.co
https://berryjapan.com/

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