高品質苺生産ブランド BERRY を運営する遊士屋、第三者割当増資を実施

生産と研究体制の拡充により、更に美味しくて特徴のある苺の生産へ

海外でも人気の高級苺生産ブランド「BERRY」を手がける遊士屋株式会社は、個人投資家2名と事業会社を引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施した。

生食での苺の消費量が世界一とも言われる日本は、その生産技術の高さも世界有数である。日本産の苺は海外富裕層からも人気となっており、”Wagyu”のような日本発の世界的なコンテンツになっていくことが期待されている。一方、流通の仕組みにおいて産地と品種だけで価値が定義され、適切な技術革新が行われづらいことや、生産者の高齢化に伴うナレッジの消失など、農業生産の業界全体が抱える課題もある。

ハングリーな諸外国のスタートアップが苺の生産を始める動きもある中、遊士屋では、熊本県玉名市・三重県伊賀市など国内外に農園を開発(*)し、共同創業者で取締役CTOの森川を中心とした生産体制を構築している。これにより、「玉名農園のよつぼしと伊賀農園のよつぼし、生で食べるなら伊賀農園産の方が好きだな。」というような、解像度の高い苺の楽しみ方を国内外のお客様にご提案していく。
(*)海外農園は開発準備中。

▼第三者割当増資による資金調達の目的
遊士屋株式会社では、遊休農地を活用するなど、各地で農園を開発・運営し、国内の高級果専店のほか、バンコク、香港、シンガポール、台湾などに日本産のプレミアムフルーツとして輸出販売を行っていた。

また、自社農園から個人のお客様へ直送する(D2C通販サイト)をオープンするなど、品種と産地だけで定義される価値を越えた、”解像度の高い苺の楽しみ方”をご提案している。今回の資金調達では、主に下記の2点を目的とし、更に質の高い美味しさをお届けできるよう努めていく。

【➀生産体制の拡充】
既存の農園の生産設備を充実させることで、更に質の高い生産ができる体制を整える。また、生産規模も拡大する。

【➁生産技術研究の充実】
肥沃で持続的な土壌の開発・改良や、環境制御、品種改良などリアルテック分野での研究を進めていく。

◆お問い合わせ
HP:https://berryjapan.com
通販サイト:https://shop.berryjapan.com

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