Topics2019.11.08 スマート農業情報

中山間地などに適したコンパクトでパワフルなトラクター「YT1シリーズ」を発売

ヤンマーのグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社は、操作しやすくコンパクトなトラクター「YT1シリーズ」を2019年12月1日に発売する。

日本国内では、農地の集約化に伴い機械の大型化が進む一方、中山間地の小規模農家・畑作農家では、コンパクトで取り回しの良いトラクターが求められている。

「YT1シリーズ」は、お客様に求められる機能を充実させると同時に、操作レバーやスイッチ類を使いやすい位置に配置することで、快適な操作性と乗り心地を実現している。

また、作業速度や前後進の切り替えをノークラッチで行える「J-change Plus」（X仕様）もラインアップし、スムーズな操作で作業の効率化と精度の向上を実現した。

当モデルの発売により、「YTシリーズ」は小規模・兼業農家から大規模農家まで対応可能な幅広いラインアップを取り揃え、さまざまなお客様のニーズにマッチした提案を行っていくとしている。

「YT1シリーズ」概要

商品名：ヤンマートラクター「YT118/YT120/YT122」
発売日：2019年12月1日
商品価格：1,440,000円～2,370,000円（税抜、メーカー希望小売価格）
販売目標：初年度1,500台

「YT1シリーズ」主な特長

（1）オートマ感覚の簡単操作
クラッチ操作が不要な「J-change Plus」を搭載したX仕様をラインアップ。主変速レバーの操作だけで10段階の速度調節が行える。

作業に合った最適な速度を簡単に設定できるため、作業効率と作業精度の向上を実現した。また、ブレーキ停止・発進もクラッチ操作が不要で、坂道や圃場の出入り口でも安心して操作が行える。

（2）軽いハンドル操作で、小区画ほ場や四隅の仕上げも思い通り
上位機種と同じ全油圧パワーステアリングを採用することで、ハンドル操作が軽く滑らかに行える。また、旋回時に自動で後輪内側に半ブレーキをかける「オートブレーキ」を標準装備。

さらに、前輪が後輪の2倍の回転数で駆動する「倍速」機能により、最小旋回半径1.8ｍを実現している。簡単な操作で小回り旋回が行えるため、小区画ほ場での作業もスムーズに行える。
※ YT118、YT120の最小旋回半径1.8m、YT122の最小旋回半径は1.9m

「YT1シリーズ」旋回イメージ

（3）トラクターと最適にマッチングした標準ロータリー
均平性とすき込み性に優れ、水田でも畑でもきれいな仕上がりを実現する標準ロータリーを設定している。先端が大きくカーブした形状の耕うん爪により、土の抵抗が軽減し、振動が最小限に抑えられている。

さらに、電子制御によりほ場の傾きやトラクターの傾きにすばやく反応し、均平な仕上がりを実現する。

詳細は商品ページを参照：https://www.yanmar.com/jp/agri/products/tractor/yt118_yt120_yt122/

◆問い合わせ
ヤンマー株式会社
https://www.yanmar.com/jp/about/

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