アグリスマートワーク人材養成講座(公開編)開講

教授をはじめとした一流の講師陣による本格的な講義を、誰でも無料(一部有料)で受けられるオンライン学習「gacco」を運営している株式会社ドコモgaccoは、2020年10月29日よりアグリスマートワーク人材養成講座(公開編)を開講した。

講座内容

第4次産業革命等の新たな技術の発展に伴い実現されるSociety5.0時代では、IoTで全ての人とモノがつながり、さまざまな知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出す社会になり、農業分野においても新たな価値が生まれると想定されている。

Society5.0時代の農業分野のプレーヤーにはスマートワークが実現された農業(ICT栽培等)における新しい知識・技能・技術が求められている。

「アグリスマートワーク人材育成プログラム」はSocity5.0時代の農業に求められる知識・技術・技能のうち、農業データの持つ意味を理解し、それらをデジタルデータ化する計測機器の仕組み・操作・設置、さらに計測したデータ等の活用まで一貫したノウハウを学習し、農業分野のICT化促進と農業の6次産業化やアグリスマートワークを推進できる人材を目指すための教育プログラムである。

この講座は中央農業大学校が受託した令和2年度「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」の一環として行うものである。

Week1:導入編
プログラム開発背景
Society 5.0時代の農業
スマートファーマーとは

Week2:栽培管理編
光合成と植物生理
センシングを用いた収穫予測
温室栽培の作業

Week3:ICT化編
農業センシング概論
センシング実習
センサーの作成
センサーの設置

Week4:ICT活用事例編
深刻な鳥獣被害
ICTを用いた塩尻市の獣害対策

Week5:データ活用編
営農で活用される農業データ1
営農で活用される農業データ2

講師・スタッフ紹介

石関 和泰
専門学校中央農業大学校副校長代理兼教務部長
国立宇都宮大学農学部修士課程修了

昭和62年度社団法人国際農業者交流協会ドイツ派遣農業実習生として、1年間ボン近郊の野菜農家にて住み込みで実習を行う。

平成4年社団法人国際農業者交流協会勤務。ニュージーランド、アメリカの農業を視察平成6年同欧州支部(ドイツボン市)勤務。デンマーク、ドイツ、スイス、オランダ農業研修生の研修事業に携わり、各国の農業者と交流を深める。

平成13年同欧州支部長、平成15年に帰国。現在、専門学校中央農業大学校副校長代理兼教務部部長を務める。

前提条件
特になし

課題内容
各週選択形式の理解度確認クイズ

修了条件
開始・受講後アンケートの提出及び、課題の得点率70%以上

学習期間
5週間

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