株式会社チェンジ・ザ・ワールドは、耕作放棄地の解消と農業の経営安定へ向けたソリューションとして、太陽光発電システム搭載の”次世代農業用ソーラーハウス”を千葉県睦沢町に建設中である。
耐久性・強度は、従来のビニールハウス以上で発電した電気はハウス内の栽培管理に利用することができる。
太陽光発電システム搭載”次世代農業用ソーラーハウス”とは?
太陽光発電システム搭載”次世代農業用ソーラーハウス”とは、屋根に太陽光パネルが取り付けられた農業用ビニールハウスである。
ソーラーハウス内の温度管理等ハウス内に必要な電力を太陽光パネルで賄うことができ、通年で安定した農作物の生産が可能となる。
ハウスの構造材に太陽光架台を使用するため、通常の農業用ビニールハウスと比べ耐久性にも優れる。また、ハウス内の栽培管理など営農プロセスを自動化し、安定した農業経営を実現する。
千葉県睦沢町に建設中の”次世代農業用ソーラーハウス”について
千葉県睦沢町の”ソーラーハウス”は高さ2.1m、間口3.6m、奥行き50mで、ソーラーハウス上部には36枚の太陽光パネルが設置されている。
完成後7月より順次大玉トマトの作付けを行うほか、将来的には作業場・直売所・ジューススタンドなどを設置し、多くの方に足を運んでいただける観光農園として運営していく。
“次世代農業用ソーラーハウス”が目指す未来
“次世代農業用ソーラーハウス”は、耕作放棄地問題の解消と農業の安定した経営を実現する。
耕作放棄地とは「以前耕作された土地で、過去1年以上作物を栽培せず、しかもこの数年の間に再び耕作する意思のない土地」のことを指す。この土地は年々増え続け、平成27年の農林水産省の調査では42.3万haを記録。
同社では、農業収益の不安定性を耕作放棄地問題の一因であると考え、自社の持つIT力でこの課題にアプローチをするべく”次世代農業用ソーラーハウス”事業を展開する。
出典:内閣府HP:https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/2030tf/281114/shiryou1_2.pdf
同社は、”次世代農業用ソーラーハウス”を通して、IoT技術を応用した農業の活性化を目指すとしている。
■問い合わせ
株式会社チェンジ・ザ・ワールド
TEL:0234-43-6301
E-mail:info@ctws.jp
https://ctws.jp/
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