加工業務用大型野菜収穫機4機種をマイナーチェンジ

ヤンマーのグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社は、加工業務用にんじん、だいこん、キャベツ、はくさいの大型野菜収穫機4機種のマイナーチェンジを行い、いずれも7月1日より販売開始する。

近年、加工業務用野菜の需要が高まっており、契約栽培に取り組む大規模農家などでは定時定量出荷が求められている。その一方、収穫作業は未だ大変な重労働となっており、また規模拡大のネックにもなっている。

そこで同社は、人手不足の解消、収穫作業の軽労化、野菜栽培の規模拡大の実現に向け、加工業務用にんじん、だいこん、キャベツ、はくさいを対象とした大型野菜収穫機のマイナーチェンジを図り、より効率的な収穫作業を提供する。

今後も同社は、日本の食を支える農業者をサポートするとともに、食農産業への貢献を通じて、あらゆる人が食の恵みを享受できる社会の実現を目指していく。

にんじん収穫機

＜にんじん収穫機「HN2400,AU＞

商品名：.にんじん収穫機　「HN1400,AU(C)」（1条掘り）/「HN2400,AU(C)」（2条掘り）
発売日：2020年7月1日
商品価格：10,700,000 ～ 16,650,000円（税抜、メーカ希望小売価格）

特長：栽培体系や作業規模に合わせ、1条掘りと2条掘りの2つの機種をラインナップしている。また、お客様の収穫体系や出荷体系に合わせてフレコンバックタイプとハーフコンテナタイプが選べる。

商品紹介ページ：https://www.yanmar.com/jp/agri/products/vegetable/vegetable_harvest/hn/

だいこん収穫機

＜だいこん収穫機「HD1400,AU」＞

商品名：.だいこん収穫機　「HD1400,AU（K）」
発売日：2020年7月1日
商品価格：10,800,000～11,200,000円（税抜、メーカ希望小売価格）

特長：高耐久性ステンレス刃により高精度に茎葉をカットするため、収穫後の再調製が不要。また、K仕様はカット位置を加工用と生食用に変更することができるので、出荷体系に合わせた収穫作業がより効率的に行える。

商品紹介ページ：https://www.yanmar.com/jp/agri/products/vegetable/vegetable_harvest/hd/

キャベツ収穫機

＜キャベツ収穫機「HC1400,AK」＞

商品名：.キャベツ収穫機　「HC1400,AK」
発売日：2020年7月1日
商品価格：10,950,000円（税抜、メーカ希望小売価格）

特長：収穫・選別・調製を同時に行えるため、高効率な作業が可能となる。作業台に乗った補助者は腰を曲げずに選別・調製作業ができるため、身体への負担が大幅に軽減される。

商品紹介ページ：https://www.yanmar.com/jp/agri/products/vegetable/vegetable_harvest/hc/

はくさい収穫機

＜はくさい収穫機「HH1400,A」＞

商品名：.はくさい収穫機　「HH1400,A」
発売日：2020年7月1日
商品価格：11,350,000円（税抜、メーカ希望小売価格）

特長：特殊スポンジベルトにより、はくさいを傷付けることなく収穫する。また、はくさいの茎葉部を2枚の回転刃で確実にカットし、切断面への土付着を抑え、きれいに収穫する。

商品紹介ページ：https://www.yanmar.com/jp/agri/products/vegetable/vegetable_harvest/hh1400/

共通の特長

1．車体の傾きを自動で制御する車体水平制御機能（UFO）
傾斜地やうねの上での収穫作業において、車体水平制御機能（UFO）により車体の傾きを常に自動で制御するため、オペレーターは運転操作に集中して精度の高い収穫作業が行える。
※にんじん収穫機HN1400,AU（C）/HN2400,AU（C）、だいこん収穫機　HD1400,AU(K)のみ

2．収穫作業に最適なエンジン回転数を簡単に設定
作業に最適なエンジン回転数を簡単にセットできることにより、わずらわしい操作が不要になる。作業中のエンジン回転数を一定に保つことで、安定した精度の収穫が行える。