ヤンマーのグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社は、畑作市場に向けた管理作業用として、十分な地上高を確保し、3段階のトレッド調節が可能なトラクター「YT2シリーズ ハイクリアランス仕様」2機種を3月1日に発売する。
日本国内では、大豆や玉ねぎ、キャベツなどの野菜への転作により、稲作との複合農家が今後ますます増加すると予測されている。
また、畑作の管理作業に使われている乗用管理機と比べ、より多くの作業に対応可能なハイクリアランストラクターへのニーズが高まっている。
このような要望に応えるため、作物を傷めずに、中耕、除草作業や掘取り作業などを安心して行える「YT2シリーズ ハイクリアランス仕様」を開発し、畑作農家の管理作業効率化を実現した。
今後も同社は、稲作市場だけでなく、畑作市場にもマッチした豊富なラインアップを展開することで、さまざまな農業経営をサポートしてまいく。
「YT225/232 ハイクリアランス仕様」の主な特長
(1)作物が成長した畝や超湿田のほ場でもスムーズに管理作業をこなせる最低地上高
標準機では350mmであった最低地上高を500mmに設定することで、大豆の中耕作業や畑作の管理作業でも安心して作業を行える。
(2)さまざまな作物に対応できるトレッド調節
3つの仕様と3段階のトレッド調節により、さまざまな作物の畝幅に対応できる。お客様の栽培体系に合ったトレッド幅を選択できるので、作物を傷めることなく高精度な管理作業を実現する。
(3)幅広いインプルメントに対応し、多種多様な作業が可能
畑作における中耕、除草作業から芋や玉ねぎの掘取り作業まで、さまざまな作業機をセットして作業することができる。作業機装着はトラクター標準機と同規格のため、取り付け・取り外しも簡単に行うことができる。
発売日:2020年3月1日
商品価格:2,500,000円~3,970,000円(税抜、メーカ希望小売価格)
販売目標:初年度100台
詳細は商品:https://www.yanmar.com/jp/agri/products/tractor/yt2_high/
◆問い合わせ
ヤンマー株式会社
https://www.yanmar.com/jp/about/
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