農業総合研究所、新型コロナウイルス禍で被害を受けた生産者の農産物を直接買取り

「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする」をビジョンに掲げる株式会社農業総合研究所は、この度の新型コロナウイルス感染症拡大によって取引先の休業などにより生産販売額の減少などの被害を受けた農産業を営む個人、法人の農産物を買い取ることで、一人でも多くの生産者を支援する。

同社はこれまでも、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた当社登録生産者の農産物を買取ることで支援していたが、この度、買取りする対象を全国の生産者に拡張して実施することにした。

概要

①対象農家
新型コロナウイルス感染症拡大による取引先の休業などにより生産販売額の減少などの被害を受けた生産者(個人、法人)
※同社の登録生産者様以外も対象

②対象地域
全国の都道府県

③期間
2020年4月30日(木)~5月31日(日)まで
※状況に応じて期間延長の可能性があり

④対象農産物
小売店で販売可能なすべての青果類
※同社の品質基準あり

⑤買取り方法
全国にある農総研の集荷場やセンターで買取りする
※一部地域につきましては、対応できない場合がある

買取り支援の詳細は下記特設ページでご覧いただける。
https://www.nousouken.co.jp/covid-19-support

背景と目的

JA全中が実施した全国のJA、連合会、中央会などに対しての影響と対応、要望などについての緊急調査によると、新型コロナウイルス感染症の影響は農業にも大きな影を落としていることが分かった。

主な影響として、インバウンドの減少による外食の急激な需要減少に加え、今般の緊急事態宣言による外出自粛と飲食店の時短営業などがあげられる。

また、当該調査によると、学校休校による農畜産物の業務用需要の減少や団体旅行の自粛による観光農園の集客も減少するなど大きな影響がでている。

同社は、独自の流通網と集荷場を活用することで、出荷販売額減少などの被害を受けた生産者を支援することを目的に農産物の緊急買取りを実施することにした。

また、買取りした農産物は、外出自粛の影響などで急増している農産物需要に対応するため、都市部を中心とした販売店に供給する。

問い合わせ
株式会社農業総合研究所
https://www.nousouken.co.jp/

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