ピンポイント農薬散布テクノロジーの特許、 九州地方発明表彰の「文部科学大臣賞」を受賞

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AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下 オプティム)の保有するピンポイント農薬散布テクノロジーの特許(特許第6326009号)が、令和元年度九州地方発明表彰において、「文部科学大臣賞」を受賞した。

「地方発明表彰」とは

「地方発明表彰」とは、全国を8地方(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)に分けて実施されており、優れた技術やデザインを生み出した発明者、またはその実施化に尽力された方を顕彰するもので、大正10年より続く歴史ある表彰である。

「文部科学大臣賞」はその表彰の1つで、発明者に授与される特別賞の筆頭となるものとなり、各業界を代表する企業も受賞している。

受賞したピンポイント農薬散布テクノロジーの特許について

・特許番号 :特許第6326009号
・発明の名称:無線航空機、位置情報出力方法及び無線航空機用プログラム
・出願日  :2015年6月29日
・登録日  :2018年4月20日

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特許概要

本発明は、農薬散布を必要最小限に抑えるため、AI(人工知能)が圃場の航空写真を解析し、病虫害が発生している箇所を特定することで、特定箇所にのみ農薬散布を実施するものである。

これにより、慣行栽培にて通常行われる圃場全面への散布と比較して、農薬使用量が削減される。

まず、ドローンに搭載された高解像度カメラで、圃場や農作物の航空写真を空撮する。

次に、ディープラーニング技術を用いたAIで航空写真を画像解析することで、農作物に発生している病虫害を検知する。

そして、ドローンを病害虫発生エリアの上空に移動させ、搭載された農薬散布装置で、病虫害エリアに農薬をピンポイントで散布する。

本発明により、米栽培では削減対象農薬※2の使用量が最大100%減となった。

また、農薬散布を人では無くロボットが行うため、散布時の健康リスクが低減される。

問い合わせ
 株式会社オプティム
 https://www.optim.co.jp/

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