AI技術をロボティクスに実装し社会課題の解決を進める株式会社ロビットは、食品/農作物の加工工程における異物除去/不良品選別の自動化を進める「TESRAY for food & agri(テスレイ フォー フード アンド アグリ)」のソリューション提供を開始した。
ロビットが開発し導入を進めるAI技術を活用した外観検査ソリューション「TESRAY」は、外観検査工程の自動化に必要となるAI・撮像・ロボティクス技術を全て自社で保有することで、高精度の異常検出と製造業のタクトタイム要求に応え、インラインでの全数検査を実現する技術である。
2018年より、製造業をはじめとした幅広い産業、多様な検査対象に対して、高精度の検査AIアルゴリズムとそのAIアルゴリズムを実装した検査ロボット・検査ラインの導入を進めてきた。食品や農作物の異物除去/不良品選別においても複数の実績を有している。
食品/農作物の加工工程では、光学式やNIR(近赤外)を用いた非AI選別機を導入するケースがあるが、選別可能な食品/農作物種類、検査範囲、検査内容/判定基準が限定されるなどさまざまな課題があるため、作業員による目視検査が数多く実施されており、過酷な作業内容・人件費負担・新規採用や育成の難しさなど当該産業や企業にとって自動化が待ち望まれている事業領域である。
これまでも自動化が難しかった検査対象物に対して高精度な検査を多数実現してきた「TESRAY」のコア技術を基に、多面撮像技術、AIアルゴリズムの食品/農作物への最適化、そして食品/農作物加工に求められる処理性能を兼ね備えた「TESRAY for food & agri(テスレイ フォー フード アンド アグリ)」によって、加工工程の異物除去/不良品選別の自動化を実現する。
4つの特長
1. 指先〜手のひらサイズの小さな対象を検査可能(例:カット野菜、ナッツ類、香辛料、生薬、乾物、魚卵 等)
2. 多面撮像によりほぼ全周検査*が可能 (*形状や大きさのばらつきにも対応可能。ただし、窪みの奥など対応できないものもある)
3. 従来技術では検出が難しい食品/農作物の異物、カビ、皮剥け、虫食い、病斑などの不良品を、過検出せずに高精度に検出することが可能
4. 撮像〜AI検出〜選別までを省スペースで実現
すでに、大手製薬会社様と検査工程自動化に向けて「TESRAY for food & agri(テスレイ フォー フード アンド アグリ)」の導入を進めている。
◆問い合わせ
株式会社ロビット
E-mail:info@robit.co.jp
導入検討:https://robit.co.jp/contact/corporate/tesray
https://robit.co.jp/
コメントを残す