株式会社アクポニは、<おさかな畑>の新シリーズとして、アクアポニックス生産設備をパッケージ化した『アクポニハウス』の販売と提供を開始する。
最新型の「縦型水耕システム」と立体的に組合せた「養殖設備」により、集積率を最大7倍に向上させ、駐車場 1 台程のスペースで毎月最大1000 株が栽培可能である。縦型水耕システムの課題であった作業性も大幅に高めたシステムとなる。
面積あたりの生産量が大幅に向上することで、土地の狭い都市部でも本格的なアクアポニックスの生産が可能となり、物流コストやエネルギーを削減しながら採れたての新鮮野菜を地産地消できる。
アクアポニックスとは
アクアポニックスとは、水耕栽培と養殖を掛け合わせた、次世代の循環型農業である。魚の排泄物を微生物が分解し、植物がそれを栄養として吸収、浄化された水が再び魚の水槽へと戻る、生産性と環境配慮の両立ができる生産システムである。
『アクポニハウス<おさかな畑>』の特徴
アクポニハウス<おさかな畑>とは、環境負荷の少ない循環型農業としてテレビ等のメディアで紹介されて注目を集めているアクアポニックス(水耕栽培と養殖を組合せた農法)の生産設備一式を揃え、より簡単に導入できるようにパッケージ化した農場である。
1.省スペース
タワー型水耕栽培装置と、床下に配置された養殖用水槽によって、省スペース・高収量を実現。野菜の集積度を高め、1㎡当たりの収量を平段栽培と比較して約7倍に高めた。
2.生産設備一式をパッケージ化
ご希望の土地に設置するだけでアクアポニックスを導入できます。サイズをお選びいただくだけで、生産に必要な温室、アクアポニックス生産設備、環境制御の機材一式とその施工までを含めてご提供いたします。
※アクポニハウス<おさかな畑>の専用温室は、未来のアグリ株式会社(代表取締役:大竹龍雄)と共同開発しております。
3.高い作業性と運用しやすい設計
育苗、収穫作業が容易になり、清掃などのメンテナンス負担も下がります。アクアポニックスにとって重要な循環バランスが整いやすい設計なので、初めての方でも安心して導入できます。
製品情報/スペック
設置スペースに合わせて選べる3サイズを用意している。
想定される利用シーンと効果
アクポニハウス<おさかな畑>は、より消費地に近い都市部において地産地産型の活用を想定している。地球と人がうれしくなるコミュニティファームを創りたい、無駄になっている工場等の廃熱・再生エネルギー・遊休地等を一次産業に有効利用したい等、SDGsの理念に基づく新たな「資源循環社会モデル」を創出する。
『アクポニハウス』モデル農園(2022年1月公開予定)
同時に、神奈川県藤沢市に同施設を用いた「アクポニ農園/藤沢ベース」を開設、アクアポニックス野菜の生産販売を開始する。2022年1月より稼働予定である。
◆問い合わせ
株式会社アクポニについて
https://aquaponics.co.jp
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